日々の活動

2020年6月議会一般質問その3新型コロナ感染症対策「コロナ禍での熱中症対策について問う」

2020年6月一般質問

みなさんこんにちは。佐野市議会議員の早川たかみつです。

昨日に引き続き6月議会一般質問その3です。今回の質問はこれで最後になります。新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は夏でもマスクをするという今まででは考えられない新しい常識が生まれています。一方でその新常識に対応した熱中症対策も不可欠です。その点について質問しました。

1.猛暑日が多い佐野市での新しい熱中症対策を

暑いといえばお隣の舘林が有名でしたが、佐野市もかなり暑い日が多く、最高気温が全国観測地ランキングでも1位になるほど猛暑に見舞われる地域でもあります。昨年の6月は真夏日が5日ほどあり、今年は一般質問で登壇した6月14日時点で真夏日が7日、猛暑日が1日と非常に暑い日が続いている状況でした。ただでさえ熱中症の対策は他自治体よりも積極的に行わなくてはならないのは明白です。マスクの着用によって熱中症のリスクも高まると考えられるため、その対応策について質しました。

執行部の答弁

・夏の気温、室温が高い中でのマスクの着用は、体に熱が籠りやすくなる、のどの渇きを感じづらくなるなど、熱中症のリスクが高くなるため、今夏は熱中症のリスクが高くなると認識している。

・新しい生活様式における熱中症予防の行動ポイントとしては、のどが渇いていなくても小まめに水分の補給をすること、強い負荷の作業や運動は避ける、屋外で人との距離がt十分とれる場合はマスクを外すなどといった点がある。

・学校では、国からの通知やマニュアルなどを参考に、運動時のマスク着用等について考慮しながら熱中症予防対策を行っていく必要があると認識している。

以上のような答弁でした。私の方からは熱中症対策の先進事例として、神戸市では通学時はマスクを外して通学するよう市長が呼び掛けている事愛知県豊田市では、マスクをつけていても熱が籠らないように、またソーシャルディスタンスを保てるということで日傘を推奨しているという事例を紹介して検討を促しました。

2.熱中症予防の周知徹底を図るために

さてコロナ感染症対策と熱中症予防どちらも周知を徹底する必要があります。佐野市ではどのように取り組みを進めていくのかを最後に伺いました。

執行部の答弁

広報紙やホームページへの掲載、佐野ケーブルテレビでの放送、チラシやポスターを公共施設などに配布する等で、新しい生活様式における熱中症の注意喚起を行い、例年以上に熱中症予防対策を行いたい。

多くの人に啓発してこそコロナ対策や熱中症対策は効果が得られる、そのためには広報に力をいれる、情報発信力の強化が必要というのは私が議員活動として一番力を入れている取り組みです。比較的シルバー世代の視聴者が多い佐野ケーブルテレビでの放送も視野に入れているという事で、あらゆる年齢層への注意喚起がなされるものと期待したいところです。本当にすべての人に情報を受け取ってもらう工夫が必要であるという事の一例として、年配の方が多い交通指導員さんがコロナ対策のため、従来の重装備の上にマスクをつけて活動している一方で熱中症対策については現在のところ、周知や告知がない点を取り上げ、なんらかの措置を検討するように要望して今回の一般質問は終了しました。

6月議会一般質問の他の項目は、1.地方創生臨時交付金について2.GIGAスクール構想等オンライン学習について、をご覧ください。

PAGE TOP